講座「表現とはなんだろう?石川九楊の作品論」

石川九楊(デザイン学部 客員教員)による連続公開講座を開催します。
この講座は本学学生のみならず、一般の方も聴講いただけます。皆様のご参加をお待ちしています。

日程:2017年5月22日(月)~2017年12月11日(月)
時間:13:00~14:30

スケジュール:
第1講 5月22日(月)
第2講 6月12日(月)
第3講 10月09日(月・祝)
第4講 11月27日(月)
第5講 12月11日(月)

会場:京都精華大学 春秋館2階 S-201

詳細はホームページをご覧ください。
京都精華大学:http://www.kyoto-seika.ac.jp/info/event/lecture/2017/05/22/43889/

石川九楊書塾生による書展「樂書会書展」

■全体テーマ:起筆、そこから世界が生まれる
・ 自由創作
・課題創作 テーマ「発」
・臨書「書を知る 人を知る」
・特別展示「石川九楊先生による講演レジュメ集」
[入場無料]

■第15回 東京展
東京芸術劇場 5階ギャラリー1
10月31 日(月)ー11月3日(木・祝)
11時〜20時(初日は13時から/最終日は17時まで)
イベント:
11月2日(水)18時〜【出品者によるギャラリートーク】
11月3日(木・祝)15時〜【石川先生による公開寸評会】

■第34回 京都展
京都市美術館本館 本館1階北展示室
11月9日(水)ー11月13日(日)
9時〜17時(最終日は15時まで)
イベント:
11月12日(土)13時〜【出品者によるギャラリートーク】
11月12日(土)14時30分〜【石川先生による「書を知る、人を知る」解説】
11月13日(日)13時〜【石川先生による公開寸評会】

出品者:秋尾沙戸子/有馬浩一/安藤支楊/飯島秀親/五十嵐洋子/石井文康/石橋伸一/石原好子/今西雅紀/今西知夫/大久保隆嗣/岡本早織/オダンシルビー/加藤明子/加藤堆繫/加藤奈緒美/加藤亮太郎/金田良/神谷弘子/川合奈緒子/川添悦子/川原隆弘/北風勝/北原美保恵/北村菜良/北村典生/楠富千恵美/久保久子/小林満/坂井有香/阪口和余/佐野のり子/清水志郎/下島賀久子/白波瀬範子/鈴木伸夫/鈴木雅子/銭谷美幸/高城相玉/髙濵淳子/瀧本佳代/竹田良子/田中智恵子/田村伊都子/塚田哲也/土屋眞哉/土屋比佐子/中川永綏/中森千晶/新居雪楊/西潟弘明/納冨洋子/羽田秀子/濱田翠楊/林加楊/原悟/東仲佳奈子/平野育子/福井紅楊/福岡富久栄/藤田晶子/藤田佳楊/細川新也/堀川佐江子/松井初代/松田千代/松本ヒデオ/箕打達郎/三浦裕一朗/宮田光/村山奈々絵/山田爽翠/山田和楊/横山百合子/吉内涼子/渡利美重子
(50音順)

 

「石川九楊著作集(全12巻)」発刊

これほど多くの本を書くことになろうとは思ってもみなかった。ただ、ひとりの書の実作者として、もっとも身近な書について、これはいったい何者であるかを、ああでもないと考え、その姿を追い詰めようと心がけてきた。
その過程で「筆触」という思いがけない言葉にであった時、私はいっきに見晴らしのよい地点に導かれた。そこからは、近代・現代の呪縛から解き放たれた書字や文字、日本語、東アジア達の活き活き伸び伸びとした姿が手にとるように見えてきた。
この著作集は、その「書の苑」「文の苑」「言葉の苑」の探訪記である。読者諸兄姉と共にその楽苑を散策できれば、これほどうれしいことはない。

「本著作集の特色」
言葉の生まれ来るところー
一点一画を書字の実作者として凝視しつづけることからその生成の現場と日本文化の深層を解き明かした比類なき〈書字文明学〉の集大成!単行本として刊行された代表作を中心に、テーマ・内容によりジャンル別に構成。各巻の巻末に多彩な執筆陣による書き下ろし「解説」を付す。
判型・造本:A5判・上製カバー装・表紙布クロス・特製美麗貼函入
装幀:各巻毎に石川九楊作品からの装画による著者自装
頁数:各巻平均680頁
定価:各巻本体9000円(税別)
発刊:ミネルヴァ書房
配本:2016年7月9日刊行開始、以降毎月1巻ずつ配本予定

「各巻内容」
1巻:見失った手 状況論
2巻:日本の文字 文字論
3巻:日本語とはどういう言語か 言語論
4巻:二重言語国家・日本 国家論
5巻:漢字がつくった東アジア 東アジア論
6巻:書とはどういう芸術か 書論
7巻:筆触の構造 書字論
8巻:書の風景 作品論
9巻:書の宇宙 書史論
別巻1:完本・一日一書
別巻2:中国書史
別巻3:遠望の地平 未収録論考

特価期間:2016年9月末日=10%off
全巻一時払い特価 税込104,976円
通常価格 揃定価 税込116,640円

[ミネルヴァ書房 営業部]
TEL:075-581-0296  FAX:075-581-0589
E-mail:eigyo@minervashobo.co.jp

〈花〉の構造:日本文化の基層 好評につき重版決定!

万葉集、古今和歌集は云うにおよばず、二十一世紀の流行歌に至るまで、
日本人は〈花〉に四季をそして男女の愛を歌ってきた。
本書は、〈花〉によって読み解く、新しい日本文化論である。

判型・ページ数:4-6・232ページ
定価:本体2,000円+税

 

-これが書だ- 石川九楊展

当展覧会は、制作作品1000点、著作刊行100点への到達を記念し、石川九楊の書の宇宙を広く紹介すべく開催するものです。これまで、東京、京都等で展覧会は多く企画されてきたところですが、今回の展覧会はこれまでの規模をはるかに凌駕するものであり、その恐るべき石川九楊の表現世界の全貌を紹介するものです。石川九楊の書の斬新なスタイルは、近年のデザイン文字に大きな影響を与えるなど広く注目を集めた。石川九楊の作品の以下のような展開をみせてきました。これらを一同に展示したことはなく、本展覧会では、これらの各期の代表作を展覧し、その全貌を社会、世界に発信します。

 

1.初期戦後詩(1970〈25才〉~1980〈35才〉)『エロイ・エロイ・ラマ・サバクタニ』他

2.日本古典文学(1981〈36才〉~1994〈44才〉)『欺異抄18』他

3.源氏物語五十五帖 (2008〈63才〉)

4.第二次戦後詩(1995〈50才〉~2000〈55才〉)『罪と罰』「吉増剛造」他

5.現在批評(2002〈57才〉~2017〈72才〉)『9・11』『3・11』他

6.盃千字文・文房具(陶磁器)

7.小品(ギャラリーにて小品展を開催)

◆日時  平成29年7月5日(水)~7月30日(日) 10:00~17:00

◆会場  上野の森美術館 本館全館、別館ギャラリー

講座:石川九楊の早わかり書の歴史

書の歴史は人・文字・ことばの歴史です。漢字の起源からひらがなの書、近代・現代まで、1年をかけて日本と中国の書の歴史の全体を分かりやすく解説します。書の書きぶりをなぞりながら、生き生きとした書の歴史を具体的にたどり、明らかにします。

■場所
NHK文化センター 青山教室

■講座内容
2016/04/12(火) 神々の文字 甲骨文 金文
2016/05/17(火) 政治の文字 篆書 隷書(秦始皇帝他)
2016/06/07(火) 人間の文字 草書 行書 (王義之他)
2016/07/12(火) 漢字の典型の成立 楷書 (雁塔聖教序他)
2016/08/02(火) 日本の文字への苦悶 三筆 (空海他)
2016/09/20(火) 日本漢字の登場 三蹟 (小野道風他)
2016/10/04(火) ひらがなの成立と展開 三色紙 (寸松庵色紙他)
2016/11/01(火) 中国の書の展開Ⅰ 宗三大家 (黄庭堅他)
2016/12/20(火) 僧の書 墨蹟(一休他)
2017/01/17(火) 中国の書の展開Ⅱ明末連綿草から清朝碑学(黄道周他)
2017/02/07(火) 日本の書の熟成 江戸時代の書(良寛他)
2017/03/07(火) 近代現代の書 近代の三筆(副島種臣他)

■受講申し込み
下記ホームページへお問い合わせください。

https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1099494.html

講座:<日本人とは>日本語とはどういう言語か

私たちが日ごろ使っている日本語。
それは<ひらがな・カタカナ・漢字>という三つの文字を必要とする、世界にもまれなことばです。
そこから、日本語、日本文化、日本人の特性が生まれています。
長年、書と向き合ってきた講師が、東アジア漢字文明圏の中でも特に文字依存度が高い日本語の特徴を語ります。
解き明かされた日本語からきっとこれまでと違った視界が広がることでしょう。

■場所
朝日カルチャーセンター 名古屋教室

■日時
5/19 木曜 14:00-15:30 5/19 1回

■受講料
5月(1回)
会員 3,240円
一般 3,780円

■問い合わせ
下記ホームページへお問い合わせください。

https://www.asahiculture.jp/nagoya/course/d8aa1caf-3a8d-d225-f727-56ca897ea9f1

講演「ひらがな」の美

現代の日本で、私たちが最も親しみ、日常的に使用する「ひらがな」。この新しい文字が生まれたのは、今から千百年前、公的な文書に現れるのは『古今和歌集』が最初です。ひらがなの誕生は、未曽有の大事件。日本語とその表現の一大飛躍をもたらし、その後の日本文化のかたちを決定づけました。
『古今集』の和歌の表現技巧は、ひらがななくしては生まれないもので、万葉仮名で書かれた『万葉集』とは次元を違えています。色紙に現れた「散らし書き」や「分かち書き」の美意識は、書と文学の分野を超えて、様々な美術作品にまで大きな広がりをみせています。今回は、「寸松庵色紙」など実際のかなの書を味わうことを通して、現代の日本人の思考や感性にも大きな影響を与える「ひらがな」という文字が切り開いた世界と美意識を、あますところなく解説します。

■講師:石川九楊先生

■日時・期間:
土曜 15:00-16:30 1/23 1回
日程 1/23

■会場:
朝日カルチャーセンター横浜教室
〒220-0011 横浜市西区高島2-16-1ルミネ横浜8階 TEL 045-453-1122

■受講料(税込み):
会員 3,024円 一般 3,672円

■ご案内:
講師作成の資料を当日教室にて配布します。

■お申込み:
朝日カルチャーセンターホームページにて

https://www.asahiculture.jp/yokohama/course/b573759d-93f1-a01f-ce4c-561f18d2f39b

 

講演会『日本語・日本文化・日本人Ⅱ』

門司港美術工芸研究所の特別講師、書家であり京都精華大学客員教授の石川九楊先生による講演会。
日本語・日本文化・日本人をテーマに開催される、全4回の第2回目。

■日時:2月21日(日)午後4時開演
■会場:門司港ホテル/門司区港町9-11
■連絡先:
門司港美術工芸研究所
TEL.093-322-1235 門司区庄司町19-1
■料金:無料※要申込(先着100名)
■応募・申込:電話にて
■定員:先着100名

加藤堆繋展 −言葉への往還−

二十一世紀の巨大木簡 石川九楊

現在の加藤堆繫君の作品群には二つの方向性がある。
ひとつは長いキリ(錐)で刻りこむかのような筆蝕で、水平、垂直の筆画を構成する作品。ここには、書から遠心して、抽象絵画のそのまだ先の未知の世界へ進まんとする試行が広がり、文は容易にその判断を許さない。
他のひとつは逆に文として読まれんとする姿を回復せんとする求心的指向。化粧バケ(刷毛)がさっとふれただけのかすかな筆蝕からグリグリと木ネジ(螺子)のようにねじこみ、圧しこむまでの多彩な筆蝕が、流体的な旋律を奏でている。
若き日、ニューヨークで世界の若者達と現代美術の制作と研究に明け暮れていた加藤堆繫君は、やがて画筆を捨て、日本に戻り再び書の筆を手にするようになった。ひとつの作品が、短冊形ならぬ長冊型の巨きな数枚の紙(聯)から成っているー1枚が1本つまりは1行ー現代の巨大木簡とも呼ぶべき作品の姿を見る時、日本での仕事が着々と成果を挙げていることを目撃する。心の中で静かに快哉を叫びつつ、この展覧会のよき成果を期待する。

加藤堆繋書展ー言葉への往還ー
2016年01月08日 (金) ~2016年01月11日 (月)
11時〜19時(初日14時から、最終日16時まで)
東京芸術劇場5F展示ギャラリー1
〒171-0021 東京都豊島区西池袋1−8−1
TEL 03-5391-2111

加藤堆繋 略歴
1991 東京学芸大学大学院修了、渡米
1992 ニューヨーク大学大学院で美術を専攻
2011 個展ー臨界への試行ー(Gallery Concept21)
2013 個展(韓国ソウル、中国上海)
現在 東京学芸大教授