説き語り日本書史

鑿で刻る書に始まる三千五百年の厚みをもつ中国の歴史に楷行書の時代になってから途中乗車し、いち早く近代化することによって、中国書史から途中下車したのが、日本書史である―三筆、三蹟、俊成、一休、良寛、さらには明治の元勲まで。古代から近代にいたる日本書史のダイナミックな流れを一望に収める。思索する書家がやさしく語る日本書史の入門編。

 

●新潮社
●定価 1050円 (本体価格 1000円)
●判型 四六判変型
●ページ数 174ページ

コメントは受け付けていません。