講座:石川九楊講演会「名僧の書を味わう」

書を鑑賞してみましょう。文字の一点一画、その書きぶりをなぞることで、書き手が言葉を書きつけている時の逡巡、躊躇、決意、決断、中断、中絶、未練、残心、断念、浄化といった心の動きまでがのぞけます。
空海、親鸞、道元、日蓮、良寛…。今回は、日本の書を考える上で欠かせない「僧の書」を取り上げます。近代になり、西洋の文化が入ってくるまで、僧は単なる宗教家ではなく、日本の学術、文化、更には政治の一角を担う一級の知識人でした。彼らの書は、時に自身の思想を表し、時にその時代の文化を表しています。いくつかの書を具体的に取り上げながら、僧の書の面白さを味わってみましょう。
朝日新聞社後援。

■講師名 石川九楊先生

■日時 2014年9月17日(水)13:00-14:30

■受講料
9月(1回) 会員 3,240円 一般 3,780円

■お申し込み先
朝日カルチャーセンター 名古屋教室

http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=252518&userflg=0