講座:<日本人とは>日本語とはどういう言語か

私たちが日ごろ使っている日本語。
それは<ひらがな・カタカナ・漢字>という三つの文字を必要とする、世界にもまれなことばです。
そこから、日本語、日本文化、日本人の特性が生まれています。
長年、書と向き合ってきた講師が、東アジア漢字文明圏の中でも特に文字依存度が高い日本語の特徴を語ります。
解き明かされた日本語からきっとこれまでと違った視界が広がることでしょう。

■場所
朝日カルチャーセンター 名古屋教室

■日時
5/19 木曜 14:00-15:30 5/19 1回

■受講料
5月(1回)
会員 3,240円
一般 3,780円

■問い合わせ
下記ホームページへお問い合わせください。

https://www.asahiculture.jp/nagoya/course/d8aa1caf-3a8d-d225-f727-56ca897ea9f1

講演「ひらがな」の美

現代の日本で、私たちが最も親しみ、日常的に使用する「ひらがな」。この新しい文字が生まれたのは、今から千百年前、公的な文書に現れるのは『古今和歌集』が最初です。ひらがなの誕生は、未曽有の大事件。日本語とその表現の一大飛躍をもたらし、その後の日本文化のかたちを決定づけました。
『古今集』の和歌の表現技巧は、ひらがななくしては生まれないもので、万葉仮名で書かれた『万葉集』とは次元を違えています。色紙に現れた「散らし書き」や「分かち書き」の美意識は、書と文学の分野を超えて、様々な美術作品にまで大きな広がりをみせています。今回は、「寸松庵色紙」など実際のかなの書を味わうことを通して、現代の日本人の思考や感性にも大きな影響を与える「ひらがな」という文字が切り開いた世界と美意識を、あますところなく解説します。

■講師:石川九楊先生

■日時・期間:
土曜 15:00-16:30 1/23 1回
日程 1/23

■会場:
朝日カルチャーセンター横浜教室
〒220-0011 横浜市西区高島2-16-1ルミネ横浜8階 TEL 045-453-1122

■受講料(税込み):
会員 3,024円 一般 3,672円

■ご案内:
講師作成の資料を当日教室にて配布します。

■お申込み:
朝日カルチャーセンターホームページにて

https://www.asahiculture.jp/yokohama/course/b573759d-93f1-a01f-ce4c-561f18d2f39b

 

講演会『日本語・日本文化・日本人Ⅱ』

門司港美術工芸研究所の特別講師、書家であり京都精華大学客員教授の石川九楊先生による講演会。
日本語・日本文化・日本人をテーマに開催される、全4回の第2回目。

■日時:2月21日(日)午後4時開演
■会場:門司港ホテル/門司区港町9-11
■連絡先:
門司港美術工芸研究所
TEL.093-322-1235 門司区庄司町19-1
■料金:無料※要申込(先着100名)
■応募・申込:電話にて
■定員:先着100名

加藤堆繋展 −言葉への往還−

二十一世紀の巨大木簡 石川九楊

現在の加藤堆繫君の作品群には二つの方向性がある。
ひとつは長いキリ(錐)で刻りこむかのような筆蝕で、水平、垂直の筆画を構成する作品。ここには、書から遠心して、抽象絵画のそのまだ先の未知の世界へ進まんとする試行が広がり、文は容易にその判断を許さない。
他のひとつは逆に文として読まれんとする姿を回復せんとする求心的指向。化粧バケ(刷毛)がさっとふれただけのかすかな筆蝕からグリグリと木ネジ(螺子)のようにねじこみ、圧しこむまでの多彩な筆蝕が、流体的な旋律を奏でている。
若き日、ニューヨークで世界の若者達と現代美術の制作と研究に明け暮れていた加藤堆繫君は、やがて画筆を捨て、日本に戻り再び書の筆を手にするようになった。ひとつの作品が、短冊形ならぬ長冊型の巨きな数枚の紙(聯)から成っているー1枚が1本つまりは1行ー現代の巨大木簡とも呼ぶべき作品の姿を見る時、日本での仕事が着々と成果を挙げていることを目撃する。心の中で静かに快哉を叫びつつ、この展覧会のよき成果を期待する。

加藤堆繋書展ー言葉への往還ー
2016年01月08日 (金) ~2016年01月11日 (月)
11時〜19時(初日14時から、最終日16時まで)
東京芸術劇場5F展示ギャラリー1
〒171-0021 東京都豊島区西池袋1−8−1
TEL 03-5391-2111

加藤堆繋 略歴
1991 東京学芸大学大学院修了、渡米
1992 ニューヨーク大学大学院で美術を専攻
2011 個展ー臨界への試行ー(Gallery Concept21)
2013 個展(韓国ソウル、中国上海)
現在 東京学芸大教授

 

石川九楊先生:講演のご案内

第7回 根岸文化フォーラム
「現代の書は根岸から生まれた」
~正岡子規・中村不折・河東碧梧桐の書~

明治期に根岸に住んで親しく交流し、その才能を磨き合い、開花させ、日本の文芸・芸術に大きな足跡を残した子規・不折・碧梧桐。
彼らは俳人、画家であると同時に「書家」でもあった。
彼らの書の本質に迫り、そこに現代の書の出発(スタート)を読み説く。

入場無料・申し込み要/先着300名


■講演内容
一、根岸に住まう
一、「書」ほど解りやすいものはない
一、子規・不折・碧梧桐の書

■日時
平成27年6月7日(日)
13時~15時30分
受付開始 12時30分

■場所
台東区立根岸小学校 体育館
(JR山手線 鶯谷駅北口 徒歩2分)アクセス
※スリッパ等上履き/筆記用具をご持参下さい。

■お申込み
根岸子規会
電話 03(3876)3309[奥村] 9:30~18:00
※定員300名になり次第〆切させていただきます。
※交通機関等不測の事態の場合、当日急遽休演となることがあります。
そのような場合には、上記連絡先までご確認下さい。

石川九楊展「敗戦、古希Ⅰ」

例年よりも寒かった冬がすぎ、やっと待ち望んだ春となりました。
いかがお過ごしでしょうか。
今年は先の敗戦から七十年。敗戦古希を迎えます。
近年の世情を見ますと、戦後七十年、日本人は、戦争から何を学び、
仕事と生活の中にどんな願いをこめてきたのだろうかと考えこんでしまいます。
しかし長い歴史の中では、人々の希望や理想は一歩一歩実現してきています。
そんな時代の中で生まれた石川九楊の多彩な作品群。
ミクロな表現にこめられたミクロな世界。
近づいて、また遠く離れてお楽しみください。
春の一日、どうぞ足をお運びくださいませ。

■日時:
平成27年4月16日(木)→4月26日(日)
午前11時〜午後6時(20日(月)は休廊)

■会場:
ギャラリー白い点
Tel:03-3237-0931 Fax:03-3237-0927
東京都千代田区神田神保町2-14
朝日神保町プラザ205

京都精華大学:公開講座「日本論」

日本文化とは何だろう?
日本語、日本人を根底から問い直す

 

石川九楊先生による連続公開講座を開催します。
この講座は学生のみならず、一般の方も聴講いただけます。
皆様のご参加をお待ちしています。

日程:2015年5月18日(月) ~2015年12月14日(月)
時間:13:00~14:30
会場:京都精華大学 春秋館2階 S-201
入場料:無料

スケジュール:
第1講 5月18日(月) 国語と文字
第2講 6月15日(月) 二重構造と雑種性
第3講 10月12日(月) 花鳥風月と女型
第4講 11月16日(月) 武士道と禅
第5講 12月14日(月) 恥と甘えと天皇制

お問い合わせ:
京都精華大学 教務課・デザイン教育担当
デザイン教育担当:075-702-5129

 

 

詳細は大学ホームページをご覧ください。

http://www.kyoto-seika.ac.jp/info/event/lecture/2015/05/18/30520/

新刊「日本語とはどういう言語か」のご案内

 

「日本語とはどういう言語か」(講談社学術文庫)

「はるかぜ」というと温かい、「シュンプウ」というと春の風には違いないけれども何かちょっと厳しい感じがするというようなニュアンスの違いを、われわれはごく日常的に感じて生きている。距離感が違い、温度感の違う言葉を使い分ける。日本人は非常に繊細で、表現がニュアンスに富んでいるというが、それは日本人が繊細であるというより、日本語の構造が繊細であるということにすぎない。
日本語は、漢字と平仮名と片仮名の三つの文字からなり、平安中期以降は漢語・漢詩・漢文と和語・和歌・和文つまり漢語と和語との二重複線の歴史をたどった。
アルファベット文化圏の「言語学」では捨象されざるをえなかった、、
東アジア漢字文化圏の書字言語の諸現象。
なかでも構造的にもっとも文字依存度が高い言語といえる日本語の特質を
鋭くダイナミックにとらえた、石川日本語論の決定版。

定価:本体1,080円(税別)
文庫:336ページ
出版社:講談社 (2015/1/10)
言語: 日本語
発売日: 2015/1/10

講座:石川九楊講演会「名僧の書を味わう」

書を鑑賞してみましょう。文字の一点一画、その書きぶりをなぞることで、書き手が言葉を書きつけている時の逡巡、躊躇、決意、決断、中断、中絶、未練、残心、断念、浄化といった心の動きまでがのぞけます。
空海、親鸞、道元、日蓮、良寛…。今回は、日本の書を考える上で欠かせない「僧の書」を取り上げます。近代になり、西洋の文化が入ってくるまで、僧は単なる宗教家ではなく、日本の学術、文化、更には政治の一角を担う一級の知識人でした。彼らの書は、時に自身の思想を表し、時にその時代の文化を表しています。いくつかの書を具体的に取り上げながら、僧の書の面白さを味わってみましょう。
朝日新聞社後援。

■講師名 石川九楊先生

■日時 2014年9月17日(水)13:00-14:30

■受講料
9月(1回) 会員 3,240円 一般 3,780円

■お申し込み先
朝日カルチャーセンター 名古屋教室

http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=252518&userflg=0