第二楽章「書だ!石川九楊展」

目を瞠る斬新な創作、根底的(ラジカル)な評論、他の追随を許さず、書の表現領域を拡げつづけてきた石川九楊。2017年の夏・一ヵ月にわたった上野の森美術館での「書だ! 石川九楊展」は評判に評判をよんで尻上がりに観覧者を増やしつつ、惜しまれてお開きとなりました。
以来、石川九楊展開催を切望する声しきり。そこで、出品作を大幅に入れ替え、上野の森展とはまたガラリと異なった展覧会を当・古川美術館および分館 爲三郎記念館で開催する運びとなりました。題して「第二楽章‐書だ! 石川九楊展」。
古川美術館では、初期作品「歎異抄」全文ほか、日本古典文学を題材とした作品から、戦後詩、さらには「9.11」「東日本大震災」にちなんだ自作詩、さらには敗戦後の日本の歴史を描いた「敗戦古稀」などの近作までを展示します。
数寄屋建築の分館 爲三郎記念館では、盃千個に一盃一文字をしたためた圧巻の「盃千字文」、軸装の書や陶芸家とのコレボレーションによる文房具(筆、硯、文鎮、筆筒等)、茶道具など、書の多角的な魅力を展覧いたします。
また、特別企画として、会期中、分館 爲三郎記念館の襖四枚に古川美術館で公開制作します。石川九楊の展覧会会場での公開制作は初の試みです。完成作は会期中に爲三郎記念館にはめ込み展覧します。
書家・石川九楊の更なる歩みと今なお追い求める書の表現の宇宙をお楽しみください。

会期:2019年8月3日(土)~10月6日(日)56日間
前期:8月3日(土)~9月8日(日)
後期:9月10日(火)~10月6日(日)
休館日:月曜日(但し8月12日、9月16日、23日は祝日により開館、翌火曜日が休館)
開館時間:午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)

主催:公益財団法人 古川知足会
後援他:愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、中日新聞社、日本経済新聞社、
CBCテレビ、スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社、その他)
あいちトリエンナーレ2019連携事業、beyond 2020
協力:ギャラリー白い点、株式会社 名古屋画廊、幸兵衛窯、市之倉さかづき美術館

「古川美術館 紹介ページ」http://www.furukawa-museum.or.jp/archives/exhibit

 

 

「再見」石川九楊展のご案内

京都河原町二条に誕生し、東京・神田神保町に場を移し、
皆様に愛され続けて都合34年。
今回は、ギャラリー白い点の営みを振り返る意味もこめ、石川九楊の初期から現在に至る歩みが少したどれる作品を展示いたします。
お誘いあわせてお出かけくださいませ。
主を失ったギャラリー白い点は、この展覧会もって神田神保町から台東区根岸へと移転いたします。
「石川九楊展」は、今夏、8月2日(金)から8月31日(土)までは名古屋画廊で、また8月3日(土)から10月6日(日)まで、名古屋市千種区の古川美術館・為三郎記念館で「第二章-書だ!石川九楊展」が開催されます。一昨年の上野の森美術館展とはまた違った石川九楊の世界をお楽しみいただけます。どうぞご期待ください。
さらに12月からは故郷・越前市公会堂記念館での展覧会も予定されています。
そして、来春、4月には、日本近代文学・芸術の発祥、揺籃の地根岸に、ギャラリー白い点が新しい姿でお目見えする予定です。
その意味で「再見(さよなら)」そして「再見(また会いましょう)」。

日時:平成31年4月18日(木)〜4月23日(火)
午前11時〜午後6時※会期中無休
会場:ギャラリー白い点(東京都千代田区神田神保町2-14 朝日神保町プラザ205)
問い合わせ:TEL:03-3237-0931 FAX:03-3237-0927

石川九楊書塾生による書展「樂書会書展」




全体テーマ:
書は垂直の芸術である
特別展示:石川九楊先生『文學界』連載中「河東碧梧桐──表現の永続革命」生原稿
・自由創作/臨書  ・課題臨書(テーマ「日本の書」)
入場無料

第17回東京展
東京芸術劇場 5階ギャラリー1
2018年10月9日[火]ー10月14日[日] 11時〜19時
(初日は13時から/金・土曜日は20時まで/最終日は17時まで)
10月13日(土)15時〜【出品者によるギャラリートーク】
10月14日(日)15時〜【石川先生による公開寸評会】
※期間中、夕刻より各種イベントを開催の予定です。
詳細はツイッター・フェイスブックにてお知らせいたします。

第36回京都展
京都市美術館別館 1階
2018年11月21日[水]ー11月25日[日] 9時〜17時(最終日は15時30分まで)
11月24日(土)13時〜【出品者によるギャラリートーク】
11月25日(日)13時〜【石川先生による公開寸評会】
※別館に一般駐車場はありません。

出品者:
秋尾沙戸子/安藤支楊/飯島秀親/五十嵐洋子/石井文康/石橋伸一/石原好子
大久保隆嗣/岡本早織/オダンシルビー/加藤明子/加藤堆繫/加藤奈緒美
加藤亮太郎/金田 良/神谷弘子/川原隆弘/北村菜良北村典生/久保久子
小堀浩子/坂井有香/阪口和余/佐々木淳子/佐野のり子/重田雅子/嶋村和恵
清水志郎/下島賀久子/白波瀬範子/鈴木伸夫/銭谷美幸/高城相玉/髙濵淳子
瀧本佳代/竹田良子/田中智恵子/田中利明/田村伊都子/塚田哲也/辻千恵美
土屋眞哉/土屋比佐子/中川永綏/中森千晶/新居雪楊/西潟弘明/納冨洋子
羽田秀子/濱田翠楊/林 加楊/林 直樹/原 悟/東仲佳奈子/福井紅楊
福岡富久栄/藤田晶子/藤田佳楊/穂刈多津子/細川新也/堀川佐江子/松井初代
松田千代/宮田 光/望月サラン/山田和楊/横山てる美/横山百合子/吉内涼子
霜降茂央(遺墨)(50音順)

NHKカルチャー講座「書に向き合う心 ~書の楽しみ方、見方、学び方~」

リンク

書は時代を、そして人をあらわす芸術表現です。
筆と紙に触れる力、「書きぶり」から、書き手の心の一端がよみがえります。
書ほど面白いものはありません。
書と向き合い、書の魅力的な世界を味わう極意をお話しします。

講師:石川 九楊
日時:9/16(日) 14:00~15:30
場所:NHKカルチャー柏教室
受講料:《会員》3,369円 《一般》3,931円

申し込み、詳細は下記ホームページをご覧ください。
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1151483.html

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石川九楊展「音色」

「展覧会はまだですか」と多くの方々から問い合わせをいただきましたが、恒例の春の「石川九楊展」を今年は、夏七月に開催することになりました。
昨年大反響であった、上野の森美術館での「書だ!石川九楊展」と同じ七月です。
かつてギャラリー白い点では、河東碧梧桐、中村不折の書を重点的に取り扱ってまいりました。このたび石川九楊は、「河東碧梧桐-表現の永続革命」と題し、文芸春秋社刊「文学界」に満を持して連載を始めました。六月号は概観、七月号は正岡子規との関係。今年一年間どのように展開するか楽しみです。
誘い合わせてお出かけ下さいますようお待ち申し上げております。

会期:2018年7月15日(日)〜 22日(日)
時間:午前11時〜午後6時/会期中無休
会場:ギャラリー白い点(東京都千代田区神田神保町2-14 朝日神保町プラザ205)

第八回 書の交響展

前回の東京銀座・鳩居堂展に次いでの第八回展。
近年は隔年開催だから、第一回展から十年以上たったことになる。各人それぞれ感慨深いものがあるだろう。
自身の成長はもとより、展覧会全体として、何を社会に発言できたかをじっくり考える好機である。できるかぎりたくさんの人々に見ていただいて、その評価とともに次なる十年を構想し、研鑽してほしい。
小冊子「書の交響」第二号の発行も間に合うだろう。その間口が少し広くなったことを心から喜びたい。
祈盛会、大盛会。

石川九楊

出品者:加藤堆繫/安藤支楊/加藤亮太郎/中川永綏/新居雪楊/浜田翠楊/林加楊/福井紅楊/藤田佳楊/山田爽翠/山田和楊 (五十音順)

会期:2018年6月13日(水)~17日(日)
時間:10時~18時(最終日は17時まで)
会場:京都文化博物館 5階展示室
[入場無料]

新刊「日本論 文字と言葉がつくった国」

この世に日本語と呼べるようなひとつの言語がまずあって、その外側に、これを表記する道具としての文字として、漢字があり、ひらがながあり、カタカナがある――といった考えかた。これが大まちがいだと著者は言います。
それでは、ほんとうはどうだったか。「日本語」というのはなかった。実際にあるのは、漢字語とひらがな語とカタカナ語。三つの言葉があって、これらが入り混じった言語をわれわれは、大まかに日本語と呼んでいるにすぎない。こう考えれば、漢字語がなくならないかぎり漢字はなくなることはなく、ひらがな語がなくならないかぎりひらがなはなくならない。カタカナ語がなくならないかぎりカタカナはなくならない。だから漢字も、ひらがなも、カタカナも、そのまま生きつづけて現在にいたっている。そのしくみがよくわかるはずだというのです。
「日本語」があって、それを漢字・ひらがな・カタカナで「書く」ということと、「日本語」はなく、あるのは漢字語とひらがな語とカタカナ語、この混合物を「日本語」と呼んでいる、というふうに考えることとの違い、この飛躍はなかなかむずかしい。同じことではないかと一般には考えられてしまいそうですが、ほんとうに、なるほどわかったというふうに腑に落ちると、ものを見る見かたがガラッと変わって、いろんなものが今までと違うかたちで見えてきます。
世界にも希な漢字仮名交じり文という表記法を有し、その下で文化を発展させてきたわれわれの意識構造には何が刻みこまれているのか、変えることはできるのか……。少なくとも、われわれがいかなる存在であるかを認識することはできるはず。「文字と言葉」という観点から和辻哲郎『風土』、九鬼周造『「いき」の構造』、新渡戸稲造『武士道』、鈴木大拙『日本的霊性』、土居健郎『[「甘え」の構造』、ベネディクト『菊と刀』、中根千枝『タテ社会の人間関係』などの日本文化論の名著といわれる書物を読みなおすとき、思いがけない「この国のかたち」が見えてきます。

著者:石川 九楊
定価 : 本体1,500円(税別)
単行本(ソフトカバー): 208ページ
出版社: 講談社 (2017/10/11)
発売日: 2017/10/11

講演会「NHK文化センター」

全国の各教室にて石川九楊先生による講演会が行われます。

1:青山教室
テーマ:一枚の書 名書100選~書を読む、書を解く、書を知る~
日程:2018/04/17(火)、05/15(火)、06/26(火)、07/17(火)、08/07(火)、09/18(火)、10/16(火)、11/13(火)、12/18(火)、2019/01/22(火)、02/05(火)、03/05(火)
受講料:40,435円 教材費:1,296円
※申し込みはこちら

2:町田教室
テーマ:にっぽんの国宝を知る書
日程:2018/05/09(水)
受講料:会員:3,369円 一般(入会不要):4,050円
※申し込みはこちら

3:広島教室
テーマ:書に向き合う心 ~書の楽しみ方、見方、学び方~
日程:5/25(金) 15:30~17:00
受講料:会員:3,369円 一般(入会不要):3,931円
※申し込みはこちら

4:福山教室
テーマ:書に向き合う心 ~書の楽しみ方、見方、学び方~
日程:2018/05/26(土)
受講料:会員:3,369円 一般(入会不要):3,931円
受講料:会員:3,369円 一般(入会不要):3,931円
※申し込みはこちら

5:札幌教室
テーマ:「臨書の心を語る」
日程:2018/06/07(木)
受講料:会員:3,369円 一般(入会不要):3,931円
※申し込みはこちら